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回想法とは

かつて高齢者の昔語りや過去への回想は、ネガティブな行動として、否定的にとらえられてきました。

しかし、ロバート・バトラー(アメリカの精神科医)は「高齢者の回想は、過去の未解決の課題を再度とらえなおすことにもなる」として、回想の積極的な効果に注目しました。

回想法とは、過去の出来事に想いをめぐらし語り合うことにより、脳を活性化し、また自分の過去をとらえなおす機会とし、生き生きとした自分をとり戻そうとするものです。現在、回想法は、介護予防、認知症予防、さらには街づくりにも効果があると注目されています。

回想法の効果

最近脳の血流量の測定が簡単にできるようになりました。
その結果、回想をしている時、脳の血流量が著しく増加することが解明されました。アルツハイマー病では脳の血流量が低下します。

ここに回想法が認知症の非薬物療法と言われる理由の一つがあります。